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タケモトカツヒコ

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2011年9月9日

武田邦彦(中部大学教授)氏のTV発言について:学問の自由は倫理を超越できない



http://mainichi.jp/select/today/news/20110909k0000m040079000c.html?inb=tw

・武田邦彦氏が行ったTV番組出演中の発言について、私から見ても「例え」が不適切であり、また発言に影響を受けると予測される相手への「配慮に欠けた」ことを「学問の自由」と釈明したことについても合わせて遺憾に思います。これでは「学問」は倫理を超越できると言わんばかりに聞こえます。
 
・地震だけだったら、無事に育った「農作物」を出荷することに何ら問題は起こらなかったでしょう。ただ今回の件は関東で使用される電力生産基地を友好的に設置し、それが管理不十分であったためのいわば「被災者にとって、悲劇的かつ不可避の貰い事故」に起因しているのですから、「農作物を出荷することはありえない」と結論づけるためには、責任の所在を含めて解説を附すなど、原発被害者に対して相応の配慮が必要だったと思われます。
 
・東北の被災者へ十分な配慮を講じた上で、科学者として「セシウムの融点は28.4 °C」「水と−116 °Cで反応するほど反応性に富んでいる」性質があるから、除染なくしては農作物への移行が懸念されると提言すべきであったのでしょう。

・そもそも除染は農作物生産者が行なうべき責を負うのでしょうか?公害の先例ではそうではありませんでした。

・また原発政策は政府・行政が大きく関与し、監督していたのであり、その責任が不明確なままの現状で、原発被害者へ啓蒙する例として「青酸カリ(シアン化カリウム)」を例に挙げるなどということは薬剤師としても到底看過できません。

・原発被害者の行為を糾弾=「出荷自体を悪」と結論づける前に、政府・行政側へ提言するのが筋であり、時間的即効性を優先してそれを飛び越し、原発被害者へ直接主張するのであれば、やはり倫理的配慮を欠くことは出来ず、学問の自由は道義上制約を受けると考えるべきでしょう。



追記

http://takedanet.com/2011/09/post_d44c.htmlを私も読みましたが、これがまた意図的なんです。
 
確かにセシウム単体、シアン化カリウム単体の毒性を評価するときLD50、ED50という安全係数を求める為に必要な数字があります。
 
でもこれは「純度」や、環境中に実際どのぐらいの「量が存在するか」を合わせて考えないと全く現実味がありません。
 
セシウム137に限らず、セシウムの化合物は多くが水溶性であり、生体内での振る舞いはカリウムやルビジウムに似ている。体内に入るとセシウムは体中に分配され、ベータ線による内部被ばくを起こす。濃度は骨組織で低く、筋組織で高い。生体内での半減期は70日以下であるという報告もあるが[6]、100-200日と言われることが一般的である。犬を使った実験では、3800 µCi/kg(ベクレルに換算すると 1.4×108 Bq/kg、約44 µg/kgのセシウム137、人間の実効線量で換算すれば1.82 Sv/kg)を服用したものは3週間以内に死亡した[7]。
事故でセシウム137を摂取してしまった場合、プルシアンブルーで治療される。これはセシウムやカリウムに結合し、体外への排出を促進する[8]。【引用終わり】
 
 
上記の基準で行けば、犬の場合で100-200日程度以内に、【体重1kgあたり実効線量で換算して1.82Sv(マイクロでもミリでもない)ものセシウム(及び化合物)】を農作物から摂取すると3週間以内に死に至るいう事になります。

まあ簡易な検査で発見できる、非現実的な摂取量です。
 
そうでなくてもガン化のリスクもありますし、大抵において危険ではあるわけで、私も早々に除染に乗り出すべきだと思います。
 
ただ青酸カリと比較してどうこう論じる話ではありません。
 
またプルシアンブルーで体外に排出(促進)可能であることにも言及すべきだと思います。
 
私からすると、武田教授にセシウムをどうこう解説する知識があるのかないのか、その論調はアジテーションが主目的だろうと考えざるを得ないのです。

【武田氏の主張:引用:http://takedanet.com/2011/09/post_d44c.html
学者が学問的見地から発表したことを、政治、行政などがどのように解釈し、それを参考にするかは政治、行政側の問題であり、学者は学問的良心に基づくべきで、社会的なことを過度に配慮してはいけないと考えています。また、発言は私の科学的判断と正直な気持ちでそのまま言っておりますので、恐縮ですが事実ですから取り消しはいたしません。
 
意外と化学(科学)を専攻したという方が、物質そのものには詳しくても、人体への影響には全く「疎い」ということがあります。
 
少なくても、一関がピンポイントに狙い撃ちされ、アジテーションの材料に利用されるには酷だろうと思います。

**ガイガーカウンターも安くなってきました。不本意ですけど自分もいつも持ち歩いています。2~3万円のものでも、結構良質なものがあるので、安心のためだと思えば購入してみてもいいのかもしれません。
 
 

 


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Posted by タケモトカツヒコ at 20:19│Comments(3)TrackBack(0)日記

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この記事へのコメント
セシウムを青酸カリに例えることの、科学的・化学的妥当性について、僕は知識を持ち合わせていないのですが、タケモト氏の指摘の方が適切だと感じました。

被害者を窮地に追い込むような言説は、例え学問の自由の名のもとでも許されることではなく、倫理的な観点から制約を受ける、と言うタケモト氏の主張にも同意できます。

僕は、タケモト氏の当該ブログの後半部分の指摘と、武田氏の当該ブログの後半部分の指摘が同じなのではないか、と言う印象を持ちました。

以下、引用。
このような動きは近年に起こった食品関係の問題と比較するなら、きわめて特殊で、「東電は大きな会社だから追求しない」と感じられます。
引用、終わり。

賞味期限や産地などの偽装と比べて、放射性物質拡散による汚染被害の追及が手ぬるいのは、遺憾です。

追伸
ムーンインポートは、何かの機会がないと開栓の勇気がなくw、困っています(◎_◎;)
Posted by kssi at 2011年9月10日
kssiさんコメント有難う御座います。

>>ムーンインポートのブルイックラディ(未開栓)
kssiさんにとって無理なく、良いタイミングでしたらご一緒させてください。でも結構(恒例ですが)今回も規定本数とともにアルコール度数が高いものも多いので、ぜひお気遣い無いようにお願い申し上げます。


ご紹介いただいたhttp://takedanet.com/2011/09/post_d44c.htmlを私も読みましたが、これがまた意図的なんです。

確かにセシウム単体、シアン化カリウム単体の毒性を評価するときLD50、ED50という安全係数を求める為に必要な数字があります。

でもこれは「純度」や、環境中に実際どのぐらいの「量が存在するか」を合わせて考えないと全く現実味がありません。


【引用 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%B7%E3%82%A6%E3%83%A0137
セシウム137に限らず、セシウムの化合物は多くが水溶性であり、生体内での振る舞いはカリウムやルビジウムに似ている。体内に入るとセシウムは体中に分配され、ベータ線による内部被ばくを起こす。濃度は骨組織で低く、筋組織で高い。生体内での半減期は70日以下であるという報告もあるが[6]、100-200日と言われることが一般的である。犬を使った実験では、3800 µCi/kg(ベクレルに換算すると 1.4×108 Bq/kg、約44 µg/kgのセシウム137、人間の実効線量で換算すれば1.82 Sv/kg)を服用したものは3週間以内に死亡した[7]。
事故でセシウム137を摂取してしまった場合、プルシアンブルーで治療される。これはセシウムやカリウムに結合し、体外への排出を促進する[8]。【引用終わり】


上記の基準で行けば、100-200日程度以内に、【体重1kgあたり1.82Sv(マイクロでもミリでもない)ものセシウム137】を農作物から摂取すると3週間以内に死に至るいう事になります。

まあ非現実的な摂取量です。

そうでなくてもガン化のリスクもありますし、大抵において危険ではあるわけで、私も早々に除染に乗り出すべきだと思います。

ただ青酸カリと比較してどうこう論じる話ではありません。

またプルシアンブルーで体外に排出(促進)可能であることにも言及すべきだと思います。

私からすると、武田教授にセシウムをどうこう解説する知識があるのかないのか、その論調はアジテーションが主目的だろうと考えざるを得ないのです。

意外と化学(科学)を専攻したという方が、物質そのものには詳しくても、人体への影響には全く「疎い」ということがあります。

少なくても、一関がピンポイントに狙い撃ちされ、アジテーションの材料に利用されるには酷だろうと思います。


>>勉強する意味は、自分で判断する力を養うことにあると、僕は考えています。

おっしゃるとおりだと思います。最近”情報リテラシー”とか”メディア・リテラシー"と表現されて、重要視されているところだと思います。
Posted by タケモトカツヒコ at 2011年9月10日
学問の自由が倫理的な観点から制約を受ける具体的事例は、数多くありますね。

例えば、人クローンの研究や代理母などが、すぐに思い浮かびます。

表現の自由が倫理的な観点から制約を受ける事例は、もっと多いと思います。

ただし、私人間での権利の衝突の場合、どちらが優先するかは、一義的ではないでしょう。

僕は教師なので、生徒には、いろんな意見に耳を傾けて自分で判断できるようになるために勉強しなさい、と言っています。

勉強する意味は、自分で判断する力を養うことにあると、僕は考えています。

タケモト氏の前田氏に対するこの批評に接し、以下のサイトを見つけ読んでみました。
http://takedanet.com/2011/09/post_d44c.html

追伸
5th 楽しみにしております。ムーンインポートのブルイックラディ(未開栓)があるのですが、当日持参してもよろしいでしょうか?
Posted by kssi at 2011年9月9日